以下の通り、第49回例会が無事終了しました。多数のご参加ありがとうございました。
教育史フォーラム・京都
第49回研究会 2023年3月12日(日) キャンパスプラザ京都5F第1演習室
オンライン併用
*以下、敬称略
<プログラム>
12:50〜13:50 北澤愛(京都大学大学院教育学研究科(教育史学専攻)大学院生)
1920
年代の英語圏における朝鮮教育論
―朝鮮人キリスト教徒とアメリカ人宣教師の「民主主義」理解に着目して―
13:50〜14:50 熊谷芳郎(聖学院大学人文学部特任教授)
旧制中学校における討論会活動
15:05〜16:05 堀雄高(京都大学大学院文学研究科(日本史学専修)大学院生)
明治後期の実業補習学校における女子教育と裁縫教師
16:05〜17:45 シンポジウム(世話人企画)
開智学校から考える学校と地域の関係史
報告:小野雅章(日本大学)・塩原佳典(畿央大学)
コメント:吉川卓治(世話人) 司会:宮坂朋幸(世話人)
(趣旨)2019年9月、長野県松本市にある旧開智学校校舎が国宝に指定された。近代学校建築としては初めての指定であったが、その大きな理由の一つが、当時の「教育」の実態が史料的に検証できること、すなわち、厖大な史料を保存していることであった。今回は、それらの史料がなぜ残ることになったのか、というところから再検討することによって、「学校と地域の関係」を史的に考察していただく。