2020年7月11日土曜日

教育史フォーラム・京都 第45回研究会のお知らせ

 去る3月に予定しておりました例会は新型肺炎流行問題を受け、残念ながら急遽中止せざるを得ませんでした。一方で、来る9月には現状に鑑みいくつかの変則的な方法を採用しながらではありますが、以下の要領で第45回例会を開催する予定を組みました。

1)今例会を世話人を主体とした学習会と位置づけ、規模ならび時間を縮小した形で開催すること。このため、3月例会で予定していた報告のうち、世話人関連の2本のみを取り上げます。
2)これにより、3月にご報告予定であった残り2本の個別報告者には、大変恐縮ながら1年間の順延を経て、来年の例会でのご報告をお願いしています。

3)通常の例会は非会員にもオープンとしていますが、今回は会場のコンソーシアム京都8F・京都大学サテライト演習室より「会員限定でのオンライン同時配信」を行います。

〜第45回 研究会プログラム〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

2020年9月13日(日) 14:00〜(3時間程度を予定)

コンソーシアム京都8F・京都大学サテライト演習室より、オンライン同時配信
    
[1] 合評会『学校所蔵史料の総合的研究
         ―近世から現代にいたる学校と地域の関係史―』(2020)
      コメント:柏木敦氏(大阪市立大学・世話人)
      応答:宮坂朋幸氏(大阪商業大学・世話人・上記科研報告書研究代表者)
         小野雅章氏(日本大学・同上研究分担者)

[2] 特別報告 小股憲明氏(大阪府立大学名誉教授)「研究生活を振り返って」

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 詳細は8月初旬にメールにて送信いたしますので、配信を希望される会員は、その折に記します要領にしたがって改めてお申し込みください。対面形式での例会を開けないことは残念なことではありますが、せっかくの機会ですので、是非遠方からも、多くの会員にご参加いただけますと幸いです。


『教育史フォーラム』第15号刊行のお知らせ


『教育史フォーラム』第15号(2020年6月30日)

〜特集:「同志社史」を再検討する〜

特集にあたって

【書評】
田中智子
沖田行司編『新編 同志社の思想家たち』上・下

【特別寄稿】
沖田行司
同志社史の再考ー「良心教育論」をめぐってー

【論文】
篠原史生
滝川事件と私学同志社
ー同志社大学教授・住谷悦治をとおしてみるー

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【論文】
ファンステーンパール ニールス
「廿万人施す」
ー菱垣元道著『宝抓取』の執筆意図と出版状況ー

【資料紹介】
張伶華
日本植民地支配下台湾における青年学校
ー創設状況一覧表とその注釈ー

【インタビュー記録】
疋田正博(述)・駒込武(編)
全共闘と私