2021年12月24日金曜日

【会誌第17号の原稿募集・次回の例会について】教育史フォーラム・京都からのお知らせ

  こんにちは。今年の冬至も過ぎ、これからは毎日少しづつ日が長くなってくるのが楽しみなところですが、いかがお過ごしでしょうか。本日の投稿文では、次号(第17号)の会誌『教育史フォーラム』の原稿募集、次回の例会のお知らせ、および個別報告の募集をいたします。


1『教育史フォーラム』第17号原稿募集の件
 まずは、2022年6月末日に刊行予定の上記会誌について、投稿をお考えの会員の方は、2022年1月20日(木)までに事務局のメールアドレス( forum.kyoto2000[at]gmail.com  送信の際には[at]を@に変換してください)宛に、「お名前」「ジャンル」「タイトル(仮でも可)」をお知らせください。

 原稿の締め切りは2月末日(月)、規定枚数は以下にリストする通りです(横書き、1枚=40字×36行、図表もこのうちに含みます)。

・研究論文 22枚
・研究ノート 22枚
・資料紹介 22枚
・書評 10枚
・インタビュー記録 22枚

 投稿いただいた原稿は、査読の上、掲載の可否を決定させていただきます。
 投稿を申し込まれた方には、投稿要領の詳細を改めてお知らせいたします。
 なお、今回「投稿規定」に一つ変更がありますので、併せてお知らせいたします。これまでの6項目に加え、以下に引用する第7項「二次利用」に係る規定が加わりました。

7. 二次利用:本誌掲載の論文等の著者は、その刊行から一年の間は、本誌掲載の論文等の原稿そのもの、あるいはこれを加筆修正したり翻訳したりしたものを、他の出版物に転載・掲載することを原則として控える。また、一年を経た後に転載・掲載するにあたっては、本会に届け出をした上で、出典を明記する。


2 次回例会のご案内と個別報告の募集
 次に、第47回研究会を以下の要領にて開催する計画を進めていることをお知らせします。

・2022年3月7日(月)13時〜 同志社大学寒梅館6A会議室(6階)にて開催予定
・つきましては、個別報告を募集します。応募多数の場合には第48回例会以降でのご報告に回っていただく可能性もあることをご了解ください。

・未だに収まらない新型コロナウイルス感染症の流況状況に鑑みて、現時点ではハイブリッド形式にて行う予定で準備を進めております。感染状況によっては、止むを得ずフルオンラインへと切り替える必要があるかもしれませんことをご了解ください。基本的に事務局メンバーは会場を拠点に集う予定ですが、報告者の方々でもご希望の場合、オンラインからの参加をしていただけます。

・また、次回の例会では世話人企画として、以下の企画を用意しております:

「国立歴史民俗博物館企画展示「学びの歴史像—わたりあう近代—」を観る」
  コメンテーター 林潤平氏(京都市学校歴史博物館)ほかを予定

なお、展示図録は以下のサイトからご購入いただけます。
https://rekihakushop.shop-pro.jp/?pid=163954675 または
https://rekihakushop.shop-pro.jp/

 残念ながら対面を基本とする研究会の開催は未だに困難な状況ですが、オンライン開催であるからこその柔軟性もありますので、是非多くの皆さまの参加をいただければと思います。

それでは、皆さま良いお年をお過ごしください。
2022年もどうぞよろしくお願いいたします。

教育史フォーラム・京都 事務局

2021年9月10日金曜日

9月10日(金)オンラインによる第46回研究会無事終了のお知らせ

 本日9月10日(金)、初めてのフルオンラインによる例会が無事に終わりましたことを報告いたします。

 部分的なご参加の方もあわせて32名の方々が集いました。ありがとうございます。今回は残念ながら参加をいただけなかった皆さまも、また次回以降にお会いできることを楽しみにしております。おかげさまで今回も無事に会が進み、充実した議論の時間を持つことができました。感謝いたします。最終的に実施したプログラムは、以下の通りです。

教育史フォーラム・京都
第46回 研究会プログラム
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日時:2021年9月10日(金) 13:00〜18:00
場所:オンライン(Zoomミーティング)

[1] 小綿哲氏(京都大学大学院文学研究科院生) 13:00〜14:00
「仏領西アフリカ植民地における初等教育の構造」

[2] 高岡萌氏(大阪大学大学院文学研究科院生) 14:00〜15:00
 「明治前期から中期における佐賀県会の中学校政策の展開」

            ====休憩====

[3] 軽部勝一郎氏(甲南女子大学)15:15〜16:15
 「南海道における明治前期中学校形成史の一側面―徳島県を事例に―」

[4] 特別報告 小股憲明氏(大阪府立大学名誉教授) 16:15〜17:45
 「研究生活をふり返って」

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教育史フォーラム・京都 事務局

2021年8月10日火曜日

【9月10日(金)】教育史フォーラム・京都 第46回研究会

皆さま

 厳しい暑さが続き、新型コロナウイルス感染症の流行状況も再び悪化し心配が深まる中ですが、いかがお過ごしでしょうか。当フォーラムでは、前回に引き続きZoomを用いたハイブリッド形式による例会を開催する運びとなったことをお知らせいたします。

  次回例会(第46回研究会)を、以下の形式および予定にて開催します。

 

〜第46回 研究会プログラム〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

日時:2021年9月10日(金) 13:00〜18:00
場所:キャンパスプラザ京都 京都大学サテライト講習室(6階・第8講習室)よりオンライン同時配信*

*第45回研究会と同様に、残念ながら一部の報告者と世話人・事務局スタッフを除く他の方々には、オンラインからのご参加をお願いいたします。

プログラム:

[1] 小綿哲氏(京都大学大学院文学研究科院生) 13:00〜14:00
「仏領西アフリカ植民地における初等教育の構造」(仮)

[2] 高岡萌氏(大阪大学大学院文学研究科院生) 14:00〜15:00
 「明治中期の佐賀県における中学校政策ー分校設置・拡充をめぐる県会の論争を中心にー」(仮)

             ====休憩====

[3] 軽部勝一郎氏(甲南女子大学)15:15〜16:15
 「南海道における明治前期中学校形成史の一側面―徳島県を事例に―」(仮)

[4] 特別報告 小股憲明氏(大阪府立大学名誉教授) 16:15〜17:45
 「研究生活をふり返って」


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 個別報告[1]〜[3]についてはオンラインでの報告を、[4]の小股氏については会場である京大サテライト講習室にて報告をいただき、これをZoomにより同時配信する予定です。ただし、開催時期の感染症流行状況に鑑みて、[4]を含む全てのプログラムをオンライン化せねばならなくなる可能性もあることをご了承ください。

 また、前回は初めてのハイブリッド形式の研究会であったことから、参加を会員の皆さまにのみ限らせていただきましたが、今回からは、事前申し込み制にて会員以外の方々のご参加も歓迎いたします。会員の皆さまの学生さんやご友人などで報告テーマにご関心のある方々がいましたら、上記の案内をぜひ共有いただければと思います。

会員・非会員のいずれの方々も、ご参加を希望の場合は、

2021年9月3日(金)17:00まで

・お名前
・ご所属等

を記載した参加申込みメールを、当アドレス  forum.kyoto2000[at]gmail.com  まで送付ください([at]を@に置き換えてください)。折り返し詳細を送信いたします。

 

それでは、多くの方々のご参加を楽しみにしております。


2021年7月13日火曜日

『教育史フォーラム』第16号のお知らせ


『教育史フォーラム』第16号(2021年6月30日)

 

〜小特集1:学校史の未来・学校資料の活用のために〜

【特別寄稿】

木全清博 地域教育史研究をふりかえって―滋賀県教育史研究の道すじ― 1

【合評会記録】

柏木敦 『学校所蔵資料の総合的研究―近世から現代に至る学校と地域の関係史』へのコメント25

宮坂朋幸 コメントへの応答―高島小学校所蔵史料の可能性― 37

**********

【論文】

佐喜本愛 小学校の兵式体操指導教員について 43

包福升 1950年代前半内モンゴル自治区における民族語教育の実相

―『内蒙古日報』にみる漢語優位の構図― 63

【研究ノート】

 樋浦郷子  韓国併合直後の公立普通学校―『草渓公立普通学校沿革史』を手がかりとして―85

【資料紹介】

西脇彩央 開拓使女子留学生・永井繁関連書簡―吉田清成関係文書より― (99

**********

〜小特集2教員と戦後社会を捉える

【書評】

富山仁貴 広田照幸編『歴史としての日教組』上・下 121

広田照幸 富山仁貴氏の書評へのリプライ 135

研究ノート】

山口刀也 平和教育としての社会科教育による地域社会の発見

   ―山口県岩国市立愛宕小学校の実践に着目して― 147

*****

〜小特集3:大学史・大学人・学界への提言〜

【特別寄稿】

寺﨑昌男 日本学術会議会員任命拒否事件に奮闘中の知己に寄せた私見 169

新谷恭明 寺﨑昌男『日本近代大学史』 179

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2021年3月9日火曜日

3月8日(月)オンライン/ハイブリッド形式による第45回研究会無事終了のお知らせ

 昨日3月8日(月)の第45回研究会が無事に終わりましたことを報告いたします。参加いただきました皆さま、どうもありがとうございました。また今回は残念ながら参加をいただけなかった皆さまにも次回以降お会いできることを楽しみにしております。

 最終的に昨日は会場7名、オンライン28名のご参加の下で以下のプログラムを実施しました。

教育史フォーラム・京都
第45回 研究会プログラム〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


2021年3月8日(月) 13:00〜18:00

同志社寒梅館2Cより、オンライン同時配信 


[1] 西脇彩央氏(京都大学大学院教育学研究科院生)13:00~14:00
       「駐米公使吉田清成と米国留学
        ―アナポリス海軍兵学校生と開拓使女子留学生とに注目して」

[2] 藤本大士氏(大阪市立大学大学院文学研究科 都市文化研究センター研究員)14:00~15:00
       「日本医学教育史における映画の位置づけ」  

                =====休憩=====   

[3] 合評会『学校所蔵史料の総合的研究
        ―近世から現代にいたる学校と地域の関係史―』(2020)15:15〜16:30
        コメント:柏木敦氏(大阪市立大学・世話人)
        応答:宮坂朋幸氏(大阪商業大学・世話人・上記科研報告書研究代表者)

[4] 特別報告 木全清博氏(滋賀大学名誉教授)
       「地域教育史研究をふり返って
        ―滋賀県教育史研究の道すじ―」16:30〜18:00 


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 初めてのオンライン/ハイブリッド形式による研究会ということで至らない点も多くありましたが、おかげさまで全体としては大きな事故もなく進み、オンラインの方々を交えた充実した内容のご報告と議論の時間を持つことができました。感謝です。

教育史フォーラム・京都 事務局

2021年1月30日土曜日

【3月8日(月)】教育史フォーラム・京都 第45回研究会

 皆さま:二度の順延を見なければならなかった次回の例会、教育史フォーラム・京都 第45回研究会の開催の目処がようやく立ちましたことをお知らせします。今回は基本的に、報告者及び世話人・事務局関係者のみが会場に集い、残りの参加者の皆さまにはZoomによるオンライン参加をしていただくハイブリッド型での開催を目指して準備を進めております。ただし、新型コロナウイルスの感染状況に鑑みつつオールオンラインでの開催への切り替えを余儀なくされる場合がありますことをご了承ください。

 プログラムは以下の通りです。残念ながら、当初特別報告を依頼していました小股憲明氏は遠方のため再延期となり、今回は同企画を木全清博氏にお願いすることとなりました。木全氏は、大阪教育大学教育学部付属平野中学校、大阪市教育研究所、北海道教育大学岩見沢分校を経て、1984年より2013年まで滋賀大学教育学部にて教鞭を取られ、現在は滋賀大学名誉教授をされております。ご研究のテーマは戦前・戦後日本の社会科教育史から、歴史教育史、滋賀県教育史、アジア・オセアニア諸国の社会科の授業、中国の社会科教育に渡ります。 

 また、二つの個別報告についても、その後のご研究の内容を反映され、タイトルに変更がありましたことをお知らせします。当日のレジュメなどの資料につきましては、あらかじめ参加をご希望の皆さまにメールにより送信いたします。

〜第45回 研究会プログラム〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

2021年3月8日(月) 13:00〜18:00
同志社寒梅館2Cより、オンライン同時配信

[1] 西脇彩央氏(京都大学大学院教育学研究科院生) 13:00~14:00    
     「永井繁のアメリカ留学と吉田清成」(仮)


[2] 藤本大士氏(大阪市立大学大学院文学研究科 都市文化研究センター研究員)14:00~15:00      「日本医学教育史における映画の位置づけ」  
          
             =====休憩=====   
 
[3] 合評会『学校所蔵史料の総合的研究          
      ―近世から現代にいたる学校と地域の関係史―』(2020) 15:15-16:30       
      コメント:柏木敦氏(大阪市立大学・世話人)       
      応答:宮坂朋幸氏(大阪商業大学・世話人・上記科研報告書研究代表者)
         小野雅章氏(日本大学・同上研究分担者)


[4] 特別報告~研究歴を振り返る~       
      木全清博氏(滋賀大学名誉教授) 16:30-18:00

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 参加をご希望の会員は事務局のメールアドレス forum.kyoto2000[at]gmail.com までご連絡をください(メールの送信の際は、[at]を「@」に変換してください)。お送りくださったメールアドレス宛に、日が近づきましたら、Zoomのご招待状をお送りします(2月末日締切)。

 コロナウイルスの感染状況が高止まりする中、皆さまが会場に集まって対面での討議が十分に進められないのが大変残念に思います。しかしながら、このような状況であるからこそ、より多くの会員の皆さまにはオンラインでの参加をいただければ誠に幸いです。